hg largefile みたいにおっきいファイルを git でも扱いたい

コミットするときにハッシュ値だけをコミットし、ファイルの実態は ~/.gitasset/data に格納します。

別のマシンでチェックアウトする場合は、 ~/.gitasset/data を rsync しておきます.

store-largefile.py と load-largefile.py にパスを通してください。 pip install path.py もしておいてください。

~/.gitconfig か .git/config に、次のように設定してください

[filter "largefile"]
    clean = store-largefile.py
    smudge = load-largefile.py

これで largefile フィルターが動きます.

git リポジトリの中に .gitattributes っていうファイルを作って、次のように設定してください。

*.png  filter=largefile
*.jpeg filter=largefile
*.jpg  filter=largefile
*.gif  filter=largefile

これで設定したファイルは largefile フィルターを通るようになります.

largefile の S3 版

.gitasset/data を rsync しなくても S3 からダウンロードできる.

largefile とだいたい同じですが、 boto がいります.

$ pip install boto path.py

もしくは、go版もあります。自分で go build するか、 dist/ ディレクトリ内の ビルド済みバイナリを利用してください。 インストールは PATH が通ったディレクトリにバイナリを放り込むだけです。

予め S3 にアクセスできるキーとバケットを作っておいてください。

~/.gitasset/gits3.ini に次のように書いてください:

[DEFAULT]
awskey = "Access Key Id:Secret Access Key"
bucket = バケット名

[filter "s3"]
    clean = gits3.py store
    smudge = gits3.py load

Go 版を使う時は gits3.py の代わりに gits3-linux-amd64 など、用意したバイナリ名を指定してください。

gitattributes も filter=s3 に設定しておいてください.